おせち料理

おせちのあわびの意味は?【おせちの知識】

あわびは昔から食用として貴族が食べる高級食材として食べられてきました。

しかし、高級食材なので量をあまりできなかったため「細く切って数を増やそう!そしたら満足度も高くなるのでは!?」ということになり、薄切りにして干して肴にして食べていたそうです。

また、あわびは肉の部分を食用として食べていましたが、殻の部分は工芸品に使われたりもしていました。そして肉自体も長く伸びることに気づき、正月の祝儀に結んで使うようになり「熨斗(のし)」になりました。

今でも紙の熨斗を見かけますが、もともとはあわびだったんですね。

では、なぜ紙になったのかというと、あわびは一般庶民には高価すぎ、また当時の庶民というのは貴族のような堅苦しいものを好まなかったため、今のような紙の熨斗になったわけです。

ちなみに、あわび自体には「永遠」「発展」「めでたいことが長く続くように」など、あわびが長く伸びることに由来した縁起の意味が込められています。