おせち料理

おせちの赤いやつ(赤いぐるぐる)は『ちょろぎ』【おせちの知識】

おせち料理に入っている、やどかりみたいな買いっぽい赤いやつ(赤いぐるぐる)は『ちょろぎ』と言います。

「長老木」「長老喜」「長老貴」「千代呂木」などの当て字で書かれ、縁起物としておせち料理に入っていますね。根菜で中国原産。日本には江戸時代に伝わったと言われています。

高さ60cmほどに育ち、6月~7月に薄い青紫の花を咲かせるシソ科の多年草の植物の根にできる塊茎を収穫し食用したものです。日本では東北地方と京都などの関西地方で栽培されており、東北地方の収穫は10月~11月、関西周辺では12月ごろに収穫されます。

おせち料理でのちょろぎの意味

4~5日ほど塩漬けにしたあとに梅酢やシソ酢に漬けると、おせち料理で見るような赤い色のちょろぎになります。

「長老喜」と書くことが多く、「不老長寿を願う」という意味があります。

実際にちょろぎは古くから漢方薬として使われることが多く、ボケ防止にも良いといわれています。さらに、オリゴ糖が多く含まれているので、お正月の食べすぎ飲みすぎにも効果抜群だそうですよ(^^)
花言葉も「驚き」「楽しい人生」だそうですので、新年を祝うお正月にピッタリですね。

なぜ『黒豆』と一緒なの?

おせち料理でちょろぎを見るときは、黒豆と一緒に入っていますよね。黒豆には「まめに働く」「黒々と日焼けするほどまめに働く」などの意味があり、長寿の願いを込めたちょろぎと合わせて、「長い間健康でしっかりと働けるように」という意味が込められています。

地方によって違う!関西地域で食べられることが多い

実はちょろぎを見たことがない!という方も多く、調べてみると地域によってちょろぎが入っていないご家庭もあるようです。
入っているご家庭が多いのが関西地域でした。
おそらく、ちょろぎを栽培している地域でもあるので、昔からの伝統でちょろぎが入っていることが多いのではないかと思われます。
ちょろぎは生姜に似た辛味がある味なので、気になる方はおせち料理に入っているちょろぎを食べられてはいかがですか?